JAPAN UNDERGROUND

指宿マンホール Tシャツの絵柄に　京都のアパレルがデザイン・販売、鹿児島では初

　京都市のアパレル会社「ジャパンアンダーグラウンド」が指宿市のマンホールのふたをデザインしたTシャツを作り、販売している。46都道府県63市町村の絵をTシャツにしており、県内では指宿市が初めて。
　Tシャツになった絵柄は、池田湖や開聞岳、ヤシの木、ハイビスカスをあしらった。市水道課によると下水道事業イメージアップのため、1993年に作られた。県道238号沿いなどに設置している。
　同社の足立拓海代表 (26) は、県内全市町村のマンホールふたをチェックした上で、「違和感なくかっこよく着られるファッション性の高いデザイン」と評価。市に使用許可を得て製作し7月に販売を始めた。
　足立さんは「世界40カ国を旅して、日本のマンホールのデザイン性の高さに気付いた。若い世代にも地域特有のデザインの面白さを知ってほしい」と話す。
　Tシャツは、主に同社のホームページで販売している。白と黒の2種類でS〜XLの4サイズ。各4100円。（兵頭昌岳）